9月某日、神保町映画祭スタッフとして「秋の午後」の現場にお手伝いにいきました。
じつは出演者のお名前を聞いて、映画好きの私としては大分テンションが上がっていました。というのも、小津安二郎映画や大好きな「男はつらいよ」シリーズの御前様として小さな頃から見てきた、笠智衆さんのお孫さん、笠兼三さんが出演すると聞いていたからです。
笠兼三さんは大河ドラマ「利家とまつ」や「海猿」シリーズ等でご活躍されてる俳優さんです。
実際にお会いすると、そのときの衣装の関係もあるとは思いますが、優しそうで昭和の映画に出てくる俳優さんの雰囲気を持っている方で、
こういう雰囲気の人が現代にもいるんだなと感じました。
とっても雰囲気のある素敵な方でした。
橙子役の橘実里さんも綺麗で笑顔が素敵な女優さんでした。
「岸和田少年愚連隊」や「嫌われ松子の一生」ドラマ版で活躍なさっている
そうです。
わたしは主にお弁当を用意したり、
途中から小道具で使用される「さんま」を焼く火の番をしていました。
エキストラとして出演していた方が、実は和食の板前さんという事で、
出演もしながらさんまを焼く係として誰よりも忙しそうにしていて、その補助的な役目です。基本はうちわであおいでいただけだったのですが、できるだけゆっくりと一定の速度で焼くのがムラなく焼くコツで、身体中が秋刀魚臭くなってしまいました。
「化粧塩」のやり方も教えてもらいました。
化粧塩をすると尻尾やヒレが焦げないできれいに焼けるそうです。
最後は皆で、大量の秋刀魚を食べました。
私は焼いているだけでおなかいっぱいで、あまり食べられませんでしたw
監督、出演者、助監督、カメラマン、アシスタントカメラ、音声さん、
制作。。。沢山のそれぞれのエキスパートが集まって
1つの映像を作っていく様子を間近で見る事が出来、
とても良い経験をさせてもらいました。
出来上がった映像では、私が煙と格闘しながら一生懸命焼いた秋刀魚が出てきますので、焼き具合も併せてチェックしていただければ嬉しいです(笑)
こちらの作品は11月19日(土)神保町シアターさんでみられるそうですが、席に限りがあり予約制です。
予約は先着25名様。以下フォームからお申込み下さい。
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