神保町映画祭のテーマソング『愛コトバ』。
しっとりとした歌い出し、きれいなメロディーが印象的なこの曲、
もうお聴きいただけましたでしょうか。
歌っていらっしゃるのは、
なんだか心をほどいてくれるような歌声の持ち主、SHELLさん。
先日、インタビューさせていただいたので、
本日はそのときのまとめをお送りします。
こんにちは、初めまして、とにこやかな笑顔で登場。
SHELLさんの印象は、ビビットカラーみたいな鮮やかさ。
どこでもライブします!どこでも行きます!との明るい笑顔と元気が印象的。
どきどき、わくわくしながらお話を進めさせていただきました。
突然ですが、今回の曲がテーマソングになった経緯は?
「急に電話が来て。
プロデュースするよ、と言われて。少し考えてからこのお話しを受けました。」
映画祭関係者からの突然の依頼にびっくりされながらも、
お受けいただいたんですね。
しかも、実は『愛コトバ』、一番最初に作った曲とのこと!
…驚きです。
SHELLさんは、いつごろから音楽活動をされてたんですか?
「去年の7月からです。
もともと歌が好きで。
高校3年間、オーストラリアに留学してたんですけど、音楽活動するとか考えないで歌詞を書いてて。
それで、東京帰ってきて機会があったのでそれを曲にしてもらって。」
オーストラリアに行ってらしたんですね!
どうして留学を?
「日本だけにとどまるのが嫌で。もっといろいろ見たくなったんです。」
反対されなかった?
「親は、いっておいで、と言ってくれて、背中を押してくれました。」
なるほどですね。
音楽をはじめたきっかけは?
「なんだろう?
でもちっちゃい時からすごい聴いてました。
小学生の時吹奏楽入ってて、幼稚園の時はバレエ、中学校の時は全国1位のチアの部活に入ってて。
だからたぶん、音楽がすごくすきなんじゃないかな。」
いつもそばに、音楽があったんですね。
「はい。
歌を歌うことに憧れてました。
全部カバーでしたけど、ツイキャスとかをやってました。
オーストラリアから帰国する1か月前に『愛コトバ』の歌詞を書きました。
誰かに会った時に曲にしてもらいたいと思ってた。
自分の曲が欲しかったんです。」
でも、歌詞を書くのって大変だったのでは?
「授業中、思い浮かんだことを書いてたら、歌詞っぽいなって。
イケるんじゃない?!って書いてたら、歌詞になってました。」
えー?!歌詞を書く勉強とかってしないの?
「してないです。
文字数を合わせることしか知らないです(笑)」
すごいですね(笑)じゃあ、『愛コトバ』って、どうやって決めたタイトルなんですか?
「どうやったっけ…。
歌詞は20分くらいでかけたんですけど、タイトル決めるのは5日くらいかかったんですよ。
通学の道とかで、考えながら歩いてたら、いきなり降ってきました。(笑)」
やっぱ、アーティストさんって、降ってくるものなんですね…。
20分という驚異の速さで書いた歌詞は、どういう思いで書いてたんですか?
「ホームシックにはならなかったけど、家が懐かしいなって思いで書いた曲です。
家に帰ったら、自分の家の匂いがして、ご飯があってっていうのが懐かしいなって。
悲しみとか、帰りたいなっていう気持ちではなくて、とにかく、なつかしいなって気持ちで書いたんです。
ただ、直接的に家族っていう言葉を出さないで、言葉を「君」とか不特定な言葉を使ってオブラートに包んでます。
その方が聞いてる方が自分の状況などに合わせて聴きやすいと思って。
だから、歌詞の意味とか内容は聞いてる方のご想像にお任せします!って感じです!
たくさんの人に聴いてもらえたらな、元気を出してもらえたらな、という気持ちで書きました。」
すてき。作曲家の方との出会いは?
「インターネットです。
歌を歌ってる人で、曲を提供してほしい人と、
歌は歌わないけど、曲だけ提供しててその曲に歌をつけてほしい人が連絡を取り合えるサイトがあって、たまたま知り合って、お願いしました。
日本に帰ってたら、すぐにレコーディングしたくて」
とっても活動的なんですね。
「はい。思いついたら、絶対やります。
大阪に行ったのも自分の意志で、親に言わないで行ったんです。
東京にあるアメリカの大学にいってたんですけど、バイトもできないくらい勉強しないといけないところで。
このままじゃ音楽が出来ないと思って、親に学校行ってきますって言って、そのまま大阪に行きました。
かばん一つだけ持って。」
びっくり!でもなんでまた、大阪に?
「大阪って、東京よりめちゃくちゃライブあるんですよ。
私が一番最初にライブしたのが渋谷のVUENOSっていうすっごい大きいところ。
300人くらい入るところで初めてだったんです。
その時は、動き方もわかんないし、DJとのかけあいもわかんなかったんです。
で、情けなくなっちゃって。大阪に出て場数踏もうって思って行きました。」
そう思ってぱっと行動にうつすのもすごいし、初めてがそこまで大きい会場っていうのも驚きですね。
その会場でライブした経緯は?
「Twitterです。
YouTubeのリンクを張ってたんです。
そしたら、ラッパーのACEさんから歌ってくれないかって言っていただいて、出演が決まったんです。」
作曲家さんといい、ライブのきっかけといい、とっても現代的な感じですね(笑)
SHELLさんは、歌うときは何を考えて歌っているんですか?
「何考えてるかな…。少しでも想いが届くように歌ってます。後、その歌詞の状況とかを頭で考えながら、それを上手く伝えられるように考えながら歌ってます。
ライブしてるのがクラブとかが多いから、聴いてるのがラッパーばかり。
だから、女の子とかが前で聴いてくれていると、良い意味でわー!!ってなります。
ラッパーが腕とかくんでいかつい感じで聴いてるとどうしよって。(笑)
でも、その出会いがあったから、自分のやりたいことやっていいんだって思えました。
アンダーグランドの友達も、みんなジャンルは違うけど、本当に大好きです。
アンダーグラウンドとの出会いのおかげ。」
それまではためらいとかあったんですか?
「ありました。親に縁切られたらどうしよう、とか。傷つけたらどうしよう、とか。
でも、アンダーグラウンドのイベントとか行くと、
みんなやりたいことやろうぜ!いえー!って感じでみんな好きな事を全力でやってるのが輝いて見えて、やっぱりやりたい事をやろうって思えました。
新しい出会いがあったからこそ、書ける曲もあるし。」
これからの活動予定は?
「7月に東京に帰ってきます。
これからはライブとかじゃない仕事も取れたらな、と。
今やれること全部やろうって。」
ライブじゃない仕事っていうと?
「テレビCMの曲に使ってもらったりしたい。
音源をたくさん作りながら、ライブもやります。」
とっても楽しみですね!
それでは、こSHELLさんのこれからの夢を教えてください!
「ディズニーの主題歌に使われたいです。
あと、どこでもライブします!どこでも行きます!」
…
最初から最後まで、明るくにこやかにいろいろお話ししてくださったSHELLさん。
思いついたら即行動!
アグレッシブな彼女から、しばらく目が離せなそう♡
*SHELLさん*
Twitter: @SHELL_dayo
Instagram: @SHELL_official
ライブブッキング、イベント、お問合せなどは
r_k_sizuru@yahoo.co.jp までお願いいたします!
〇インタビュアー
宇佐美 瞳
Twitter&Instagram: @hitomi_usami
Facebookも活動中。
お問合せなどありましたら、それぞれのページよりご連絡ください。
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